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2010年2月10日 (水)

木のライト

 できるかできないか、やってみないと分からないのでやってみました。

Rimg0089 成否の鍵であるヘッド側のアウターから始めました。内側にはネジを切っていますが、材の黒い部分は組織が緻密でしっかりネジが立つものの、色の薄い部分は繊維質でネジの先端が持っていかれてしまいます。インナーを固定するガイドとしては十分に機能しますので、次に進むことにします。

Rimg0093 ヘッド側のインナーです。アルミだと軽くなりすぎてしまいそうなので、真鍮で製作しました。金属相手の通常作業ですので、面倒なだけで難しいところは特にありません。


Rimg0108 ボディ側のインナーです。同じく真鍮を削っています。




Rimg0107 後側です。キーリング取り付け部は木のアウター一体だと強度が不安なため、インナー一体にしました。アウターの内側にエポキシを塗って挿入接着しますので、一部掘り下げてエポキシの逃げ場を作っておきます。小さな穴はエア抜き用です。何もしないで製作すると、底に押し込まれたエポキシが邪魔してインナーが浮いてしまう可能性があります。

Rimg0104 ボディ側のアウターです。厚さ1mmですので結構気を遣います。また、材のどこに干割れがあるか分からないため、規定値まで削ってみて割れていたらアウトです。1個目は見事に割れていました。


Woodf 中身を製作して組み立てたら完成です。仕上げはオイルとワックスのみです。なかなかよろしい感じです。(^^)



Woodr 後側です。




 木材の経年変化や放熱性能などの疑問点はありますが・・・

            /)
           ///)
          /,.=゙''"/
   /     i f ,.r='"-‐'つ____   こまけぇこたぁいいんだよ!!
  /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\
    /   ,i   ,二ニ⊃( ●). (●)\
   /    ノ    il゙フ ::::::⌒(__人__)⌒:::::\
      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |
     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /

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コメント

本当に作ちゃったのね
スゲー

投稿: deepwater | 2010年2月10日 (水) 21時57分

はじめまして、木(モク)のライト、、スゴイです。

唐突に思い出したのが、アルミ建材等の表面に、木目や石目をほぼ完全に
再現(熱転写)するデコラル(社名)って云うシステム。
塗装した樹脂被膜に模様(顔料)が印刷されたフィルムを真空引きで密着させながら
再加熱し、被膜中に模様を溶かし込んでいくので、模様がハゲる事が無く、
単純な円筒形なら、木目模様の破綻もほぼ無く、石目なら、触るまで分からない。

カトキチさまがやっておられる素材のオモシロさの探求とは、違う方向なのですが、
見た目がまんま大理石の壱式なんて欲しいかもです。

投稿: GE EK | 2010年2月11日 (木) 01時59分

期待していました。
黄金比率をもつ壱式までは厳しそうなんですね。
【杢壱】を1AAサイズくらいでインテリアとしてなら・・・いいですよネェ~。

投稿: 豆もやし | 2010年2月11日 (木) 10時07分

はじめまして。

美しいですね!
紫檀、黒檀の質感が好きなのでとても興味があります。

↓これを思い出しましたがアウターが木だけの方が新鮮ですね。
http://www.4sevens.com/product_info.php?cPath=31&products_id=75


投稿: ノブ子 | 2010年2月11日 (木) 12時56分

deepwaterさん:
やってみないと分からないものって楽しいですね。
うまく行かないと面白くないですが・・・:-p

GE EKさん:
初めまして、コメント有難うございます。
その辺の技術も上がってきてますね。
カーボン柄なんかも、少し前はいかにも偽物という感じでしたが、
近頃はだいぶ本物っぽくなってきたようです。

豆もやしさん:
ご期待有難うございます。(^^)
AAサイズは筒の掘り込みが深くなるので難しいんですよね。^^;

ノブ子さん:
初めまして、コメント有難うございます。
Neocaは多少意識しています。
あちらは金属主体で、アクセント的に木を使っていますので、
こちらは木をベースに、機能のサポートとして金属を使ってみました。

投稿: カトキチ | 2010年2月11日 (木) 17時23分

w(゚o゚)wうはぁ!すげぇ!
カーボンで似たような事ができないかな~って妄想した事はありますが、木で作っちゃうところが凄いです。
>こまけぇこたぁいいんだよ!!
って、充分細かいんじゃないですか。

投稿: cinq | 2010年2月11日 (木) 23時01分

すげー。
冗談のようであり、その実大真面目という。
和風ライトの傑作、誕生の予感ですね(*^^)v

投稿: ビルケン | 2010年2月11日 (木) 23時54分

よく判りませんが、堅い木のほうが良さそうな気がするので黒檀かしら?

黒檀っちゃあ有名どころは木刀(?)ですが、

和風の彫り物だと、欅はガラスの木とかって呼ばれていてとても彫師の技術が必要な材料なのだとか。
ですが、比較的磨耗に強く、経年に因る美しさから良い材木とされ、神社仏閣や祭礼の山車などに使用されているようです。

あと、ウリン。
通称「鉄の木」と呼ばれるほど堅く、水に沈むほど重く、とにかく頑丈で、
密度が高く水にも経年劣化にも強いのでウッドデッキやボードウォークに使われている材料であり、鉄木の中では比較的手に入り易いのだとか(^^)

投稿: 川端 | 2010年2月12日 (金) 17時53分

こんばんは。
習作を拝見した時に、その形から何やら悪いことを、おっともとい、何やら楽しいことを考えていらっしゃるのではないかと思いましたが、具現されましたね。
びっくりです。

投稿: ひまぱのぱ(p.himapa) | 2010年2月12日 (金) 18時54分

cinqさん:
割れさえしなければ比較的綺麗に削れますので、
実はそれほどスゲくないかもしれません。^^;

ビルケンさん:
ウケ狙い的な要素があると、なぜか気合が入ります。
真面目に変なものを作るのは楽しいですね。(^^)

川端さん:
比重が1以上ありそうで、かつその風合いがよろしそうな材ということで黒檀です。
たまたま格安の端材が見つかったというのもあります。
いきなり高価な材を買って失敗したら悲しいっす。
アイアンウッドもいいですね。

ひまぱのぱさん:
とりあえず悪巧みは成功に終わったようです。(^^)

投稿: カトキチ | 2010年2月12日 (金) 21時28分

すごいなあ。一度は考えても実際にやっちゃうのが素晴らしい。
自分は旋盤が使えないので黒檀かウォールナットのツキ板を使ってアウターに巻こうかななんて考えてた事がありました。その前に外形ツルンコのライトが無いと始まらないのですが(笑

投稿: RUU | 2010年2月14日 (日) 23時19分

RUUさん:
受験関係お疲れ様でした。^^;
旋盤の場合、あれこれ考えるより回しちゃった方が早いんですよね。
フライスは段取りが面倒で好きじゃないですが・・・

投稿: カトキチ | 2010年2月15日 (月) 00時01分

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