« 2010年4月 | トップページ | 2010年7月 »

2010年6月19日 (土)

染色テスト

 テキトーなテストでうまく行ってしまったため、調子に乗ってまたやってみました。今回はアルミ地の状態でスコッチブライト粗・中・細で表面を整え、電解液はボトルに入れた氷水で冷やし、適温をキープしながらじっくり電解しました。ところが、前回よりしっかり接点を取ったつもりが全くダメだったようで、大きくコケてしまいました。染料に浸しても全く色が付かず、テスター当てればしっかり導通しやがります。というわけで、再度アルムーバにご登場頂き、やり直しということに。いつもスッキリアルムーバ。こりゃいいね、実に気持ちいい。

Heatsink アルミ地を均しておいたおかげで、ムラはほとんど無い状態で仕上がりました。ただ、やはり再アルマイトですので、テカテカのツヤツヤにはなりませんね。
 赤:前回の赤とは別の赤を使い、少しオレンジを混ぜて鮮やかな赤を狙いました。赤は染まるのが超早いです。染料に浸して数秒で真っ赤に染まります。結果は前回より鮮やかな赤になり、成功です。
 青:自分的には最もうまく行ってほしい色です。青と言っても、普通の青より水色気味の通称「タミヤブルー」を狙います。色見本がそれっぽい染料で染めたところ、いい感じに狙った色になりました。この青が出せると何かと拡がります。
 オレンジ:まあ普通にオレンジです。比較的綺麗に色が付きました。
 黄色:ゴールド何とかという題名の染料を使い、アルミのシルバー+染料で金メッキのような色を狙いましたが、中途半端な黄色になってしまいました。染料の濃度を上げても、浸漬時間を長くしてもこれ以上変化無しです。今回の中では最も失敗風味です。

Motorrear よろしいんじゃないでしょうか。(^^)


| | コメント (9) | トラックバック (0)

2010年6月17日 (木)

アルマイトをやってみた

 またまた久しぶりの更新となりました。今回は「やりたい」ことの上位にランクされつつ、「うまくできそうにない」ことの上位にもランクされると思われる、自家アルマイトの実験をお届けします。(^^)
 まずは必要なものを揃えなければならないわけですが、基本的なものはプロケミのキットを通販で購入、その他はホムセで買ってきました。

Rimg0004 実験の材料はモーターのヒートシンクです。一部色が剥げたりして、あまりよろしい状態じゃないものを再生するのが目的です。どっちにしてもそのままでは使いませんので、失敗しても痛くない、成功すれば嬉しいという都合の良い部品です。

Rimg0003 キットの中からアルマイト剥離材「アルムーバ」を取り出し、パーツを浸すとすぐにシュワシュワ泡が出てきて剥離が始まります。とりあえず1個入れて撮影しましたが、もっと行けそうな感じがしたので、この後全部入れてしまいました。

Rimg0008 5分ほど浸しておいたところ、綺麗に剥離が完了しました。合金等では「スマット」という黒い物質が生成されるようですが、その場合はキットに入っている「スマトリン」に浸すことで綺麗になるようです。今回は何もしないでスッキリ綺麗なアルミ地になりました。
 場合によってはこれで終わりでも良さそうです。浸して洗うだけですので、アルミ地が好きな方はアルムーバとスマトリンだけでも楽しいと思います。

Rimg0013 剥離が完了したパーツの中から、曲がりや傷の大きいパーツを選別し、第一弾の犠牲になってもらうことにします。パーツに通電用のアルミワイヤーを取り付けますが、これメンドクセェ。業者にアルマイト依頼する時は電極の取り方にあれこれ注文を付けたりしますが、自分でやるとその苦労が分かります。結局、ちょっとキツめの穴にワイヤーを通すだけという、極めて不十分っぽい形で接点を取ってみました。これでちゃんと電気が流れれば、今度は多少強化する程度で良いという事になりそうです。
 電源は12vくらいらしいので、安定化電源を12vに設定してつないでいます。安定化電源を使う場合、スイッチング方式はダメらしいです。電源マイナスにアルミ板をつなぎ、電源プラスにパーツを取り付けたワイヤーをつなぎ電気を流すと、300mA程度流れて電解が始まりました。マイナスのアルミ板からどんどん泡が出てきます。この気体はあまりよろしそうな感じじゃないですね。吸い込むとむせる感じです。
 電解液はご存知「硫酸」です。だいぶ薄めてあるとは思いますが、それでもヤバイ液体であることは間違い無いわけで、ゴム手袋等の装着が推奨されてます。次からはゴム手袋装着します。^^;
 この状態で1時間~2時間電解を続けろと書いてありました。不十分なら次は長めにやればいいわけで、1時間程度で引き上げて染色工程へ進みます。

Rimg0015 いよいよ色付けです。染料はホムセで売っている「ダイロン」を使いました。最も一般的で有名な染料ではないでしょうか。テキトーな分量を水に溶かし、60度くらいまで温めたら部品を投入します。1分ほど浸して何も変化が無ければアルマイトの失敗か、染料の相性が悪いと説明書に書いてありました。説明書にもダイロンの例がありますので、ここで色が乗らなければアルマイトの失敗ということになりそうです。

Rimg0016 1分ほど経過したところで引き上げてみたところ、既に充分な感じで色が付いてました。テキトーな実験のつもりで始めたものの、何かうまく行ってしまったっぽい。


Rimg0017 単にパーツ表面に染料が乗っただけで浸透していない可能性もあるため、バケツに用意しておいた水の中で濯いでみました。余分な染料は落ちますが、色はしっかり付いているようです。こりゃ成功ですね。(^^)

Rimg0019 最後に封孔処理をします。封孔液を95~98度にして部品を投入、10~30分そのままで終了ということです。特に何の変化も無く終了しました。


Rimg0021 処理が完了したパーツです。色が薄いのは染料の乗りが悪い=皮膜生成が不十分=電解不足=接点不十分ではないかと思われます。また、元の状態で傷の入っていた部分はムラになっています。剥離後に表面を整える等の処理をした方がよろしそうです。
 でき上がった部品にテスターを当ててみたところ、しっかり絶縁皮膜になっていました。(^^)

Rimg0025 3倍速そうなモーター。(^^)

| | コメント (8) | トラックバック (0)

« 2010年4月 | トップページ | 2010年7月 »