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2012年8月25日 (土)

EX-1977IS改 スーパーエクスプローラー

 ランタンたるもの長く使える方が良かろうとリチウムAAを入れてみましたが、電圧が高すぎるのか激しく点滅してよろしそうな感じではありません。ノーマルの方はエネループで運用し、改造した方は既に保証対象外なのでそのままリチウムで使っていたところ、突然点灯しなくなりコンバータが壊れたようです。

Rimg04652 新しいコンバータを入れることにしました。こいつはRCR123x2まで対応しているため、リチウムAAx4の推定最大電圧約7.5vでも余裕のはずです。


Rimg04671 ドナーはこちら。2スイッチのUIは操作も分かりやすく良い感じですが、ボタンの操作感がイマイチ好きになれず、放置するより有効に活用しようと勢いで中身を取り出しました。サイズ比較画像くらい残しておけば良かったと思ってます。(*^^*)

Rimg04641 GentosのエクスプローラーをNitecoreのエクスプローラーでチューニングしてスーパーエクスプローラーなんて粋じゃないですか。ランタンの中はスペースがありそうで意外と狭く、まずはコンバータを落ち着かせるための加工を施しています。

Rimg04712 コンバータを接着剤で取り付け、その他のパーツ配置や配線をアレコレ検討し、必要な加工を施しています。最終的には不要となった加工もありますが、そうなる過程においては必要な加工だったので仕方がありません。もちろん、全てシールされている内側での加工になるため、防水性能等に変化はありません。

Rimg04781 殻の一部に穴をあけ、元のスイッチとのバランスが合うように加工した内径5mmのグロメットを取り付けています。



Rimg04791 Nitecoreのエクスプローラーで意外と使えそうだった赤LEDモードも生かします。ホヤ部分に仕込む方がずっと楽ですが、砲弾の指向性を生かした赤色光にしたかったのと、LED自体をスイッチにするギミック的要素を入れてみたかったのでスイッチ部分に持ってくることにしました。フロスト加工でムラを減らし、突出部が均一に光るようにしています。また、僅かに運動させますので足を切り落とし、配線を繋いでエポキシで固めています。

Rimg04921 指向性を持った程よい明るさの赤LEDはフロスト加工により被視認性も上がっています。通常は3秒おきの点滅で存在を示し、一度押せば常時点灯、ロックアウトでは電圧表示後に完全消灯と、有意義に目立っています。また、ここを押してモード切替するのもなかなか良くできたと思ってます。(^^)

Rimg04812 でき上がった中身です。元のコンバータが入っていた部分にはユニバーサル基板を切り出して製作した2スイッチ基板を取り付け、元のスイッチボタンと追加した赤LEDでタクトスイッチを操作します。タクトスイッチは操作力の異なるものをいくつか試し、押し心地の良い物を取り付けました。

1977sp 比較はノーマルのHighです。Minでは数日のランタイム、Maxでは推定500ルーメンと、楽しい感じに仕上がりました。(^^)


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2012年8月19日 (日)

日亜の高演色が良いらしい

 砲弾型や雷神等、大雑把には放熱基板を使わない系統では日亜のLEDは大変優れていると感じるものの、JupiterやRigel等の経験からパワーLEDはLuxeonやCree系に比べるとイマイチな感じがして、以前より日亜の高演色LEDの存在は知っていましたが、XP系やXM-Lのニュートラルで十分と思ってスルーしていました。
 ところが、先日購入したGENTOSランタンのLEDが意外に明るく色合いも良いため、にわかに日亜LEDが気になりだし調査を開始したところ、XP系ほぼ互換で使えるらしい「NVSL219A-H1」という高演色LEDが見つかりました。

Nvsl219h11 CPFでも評価が高いようで、高ランク指定で購入できるストアもあったので早速手配してみました。スペックは100~110lm@350mAと、XP系に比べると明るさでは及ばない感じですが、4500Kの色温度で92Raという演色性が魅力です。XP-Gでも90CRIとなるとQ2ランク程度まで落ちてしまいますし、色温度も低くなるようです。

Nvsl219xpe1 転がっていたXP-Eを隣に置いてみました。サイズはほぼ同じですが、土台部分が僅かに薄いようです。ダイの裏にもハンダ付けする部分ができて、放熱性能も上がっているらしいです。乗せる基板はXP系用がそのまま使えますので、エミッタと基板を分離できるスキルがあれば簡単に取り替えられます。

Rimg05411 早速試してみました。まずはお出かけカバンに入れて持ち歩くポリタック。中身をXP系用に作り直し、XP-G R4-3Dを入れていたものです。コンバータの出力も500mA程度に下げてあります。点灯すると、色合い的には4A~4D程度に感じます。500mA程度流せば明るさも遜色無い感じで、やはり対象物の見え方が非常に良い感じです。

Rimg05441 もう一つ、JetbeamのJET-III BVCの玉も交換しました。元はXP-GかXR-Eか忘れましたが、リフレクタとレンズを交換してXP-Gのクールホワイトを入れていたものです。ポリタック同様、玉交換以外何もしないで問題無く使えます。

Rimg05461 ついでなので1スペース借りて本体のご紹介。既に廃盤になったようですが、比較的スリムな18650ライトです。調光機能が優秀で、メモリ無し3モードですが、3モードそれぞれをA・B・Cとすると、ABCどれにでも1~100%の明るさと点滅数種を当てることができます。私は(テキトーな感覚で)30%-5%-100%という設定にしていますが、全部100%という無意味な設定や、全部ストロボという不可解な設定も可能です。

Rimg05181 突然ですがKlarus MiX6のコンバータです。フィルム基板が丸まった状態でエポキシで固められています。ヘッドに見える基板は接点のみで、フィルム基板とダイレクトにつながっています。調子に乗ってお気に入りのMiX6も玉を替えようとしましたが、接着が強力で難儀し、アレコレやってたらお亡くなりになってしまいました。

 日亜のパワーLEDも着実に進化しているようで今後にも期待が持てそうです。そんなわけで、XM-L大電流駆動の明るさは他には無いし、小さなリフ&アンダードライブではXP-Eが魅力だし、XP-Gのスカッとしたクールホワイトも良いし、色々な選択肢の一つとして大変具合のよろしいLEDだと思います。

Pel3715001245 そして全然関係無い話へと。ペリカンの新製品らしいです。こういうのいいなぁ。




Bt3_front_wedge_opt500 こちらはFoxfuryの新製品らしいです。付いている三角のパーツはドアストッパーとのことです。4AAでちょっと大きめですが、これもいい感じです。
 どうやらBT2(黄色)がXP-E200ルーメン、BT3(オレンジ)がXM-L600ルーメンのようです。

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2012年8月15日 (水)

Black Shadow™ Queen

 UF-H4以来の怪しい中華です。16340を3本並列にしたところで18650には届かないし、何がしたいのか良く分かりませんが、Kingを小さくしてQueenとなったようです。

Rimg05041 流石にQueenですから箱に入って届きます。プチプチに雑に包まれて届く何とかファイヤーとは違うのです。



Rimg04961 色合いはマットな黄土色という感じで、テカテカした金色ではなく安心しました。ボディ側にウォータースポット状の薄いムラがいくつか見られますが、全体には綺麗な処理といって差し支えないと思います。

Rimg04981 テールエンドには雷太鼓のような変な彫り込みがあります。こういうのは無くても良いと言うか、無い方が良いと思う部分です。



Rimg04951 640x480で原寸より僅かに大きいくらいで表示されると思います。16340を使っている割りにはそれほど小さくなく、3本入れていることで太めになっています。持ってみると意外と手に馴染み、悪くない感じです。スイッチ操作も怪しい動きは無くちゃんと動作します。

Rimg04991 LEDはXM-L、リフレクタはスムーズタイプでレンズにはコーティングが施されています。2㌦追加でニュートラルホワイト付きにしました。太めなデザインでやや大きめなリフレクタを使っているため、スムーズな反射面と合わせて集光性能は高く、ハッキリしたスポットを持つメリハリのある照射となっています。

Rimg05001 バッテリーはCR123もしくは16340を3本使いますが、並列なので1本でも動きます。
 単三アルカリ1本でも動きました。昇圧もするようです。


Rimg05021 気になる点もいくつか。まず待機電流が大きめです。SC600を測ったら60μA、TCR1は公称50μA、この辺を基準にすると1mAを軽く超える当機は大きすぎる感じです。また、通電はネジ部分のためロックアウトできず、電池を抜いておくしかありません。UF-H4も同様でしたが、キャップを緩めれば回路が切れるだけマシかもしれません。
 中華の明るさ表示は元々いいかげんですが、当機では1000ルーメンとなっています。電流値を測ったら1.5Aでしたので、一番都合良く解釈できるLEDのデータシート参照でもU2ランクで590ルーメンです。
 Low側はパルスです。割りとハッキリしているので気にする方は気になると思います。もっとも、これは他でも多いので当機に限ったものではありません。

13450292491sefae1tjbzrhc9 比較的拡散気味のSC600と比べてみました。時計まで約3m、時計と温度計の中心間距離は約40cmです。スポットが強いので中心が明るく、割りと遠くまで届きます。

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2012年8月11日 (土)

GENTOS EX-1977IS

 ランタンというのは特に強い興味があるわけでもなく、GENTOSのヤツが評判良いという程度しか知らなかったのですが、先日いつもとは違う方面のホムセへ偵察に行った際、ライトコーナーに電池の入ったサンプルが置いてありました。型番は見ませんでしたが、Dセル3本のタイプだったようです。何気なく点灯してみると・・・おお、何だか良い感じじゃないですか。しかし知識やデータが乏しい状態で勢いにまかせて買ってくると、既に新しい物が出ていたり、もっと好みの物があったり、更にはずっと安く買えるところがあったり、ろくなことが無いので一旦案件を持ち帰ることにしました。

Rimg04531 早速サンジェルマンのサイトからGENTOSランタンコーナーを見てみると、同じ形でちっちゃいのがちゃんとありました。本体もナイスなオレンジだし、値段なんかアマゾンで¥1,349と、とってもお手頃です。早速注文したら2日後に届きました。送料無料でこのレスポンスは素晴らしい。
 本体はオレンジの樹脂製で、黒い部分はゴムになっています。置いた時のゴム的安定感も良い感じです。野外のテント等で使う場合はデカくて明るい方が良いでしょうが、ちょっとした使い方では十分だと思います。

Rimg04551 ココを見に来る方には分かりやすいサイズ比較。ランタンというとしっかりした明るいものはデカく、小さいのは怪しいものが多い気がしていましたが、このサイズでもちゃんとしたパワーLEDがしっかり仕事しているのもあるんですね。

Rimg04351 それではいつものように。電池室のネジを外すとパコッと中身が取り出せます。放熱用のアルミ板が付いたヒートシンクや、コイルが乗った良い仕事をしそうな基板が見られます。


Rimg04391 LEDは日亜のNS6L183型電球色LEDのようで、性能的にもなかなかよろしそうな感じです。LED基板はヒートシンクにガッチリくっついて、こじったくらいでは基板のアルミがボロボロになるだけで剥がれません。
 追記:また同じホムセに行ったら同型のクールホワイト「431CW」のサンプルがあったのでシェードを外してみたところ、半透明のドーム越しでハッキリ見えないものの、Cree XP系が入ってました。日亜のクールホワイトではないようです。

Rimg04421 構造を観察したところ、簡単にヒートシンクと本体を分離できそうだったため、一度外してLED基板の裏から攻めることにしました。



Rimg04451 裏からバコバコ叩いてたら先に放熱板が曲がって外れてしまいました。更にバコバコやってたらLED基板も外れましたが、予定よりボロボロになってしまいました。LED基板は縁部分のみヒートシンクに乗った状態で接着されていました。

Rimg04602 コンバータの出力は400mA程度で、4.8~6.5vくらいの入力ではほとんど変化しないため、定電流型の降圧コンバータになっているようです。基板上の部品をちょっと変更することで出力を変化させることができるようですが、今回はその辺はいじりません

 追記:リチウム単三使用は要注意です
 初期電圧が1.8v程度のリチウム単三新品4本を入れたところ、激しく点滅しました。電圧低下に伴い点滅が遅くなり通常点灯になりましたが、よろしそうな雰囲気ではありません。ノーマルの方はエネループで運用することにして、改造した方はそのままリチウムを使い続けてみましたが、毎回点灯する度に点滅を繰り返し、遂に点灯しなくなり壊れたようです。

Rimg04481 LED基板をこじってたらヒートシンクの縁もガタガタになってしまったため、段差部分を削り取り、内部も固着した接着剤ごと軽く削って綺麗にしました。


Rimg04491 新しいLED基板を乗せるためのパーツを製作しました。底面はヒートシンク内部のフィンにピッタリ接するようにしてあります。



Rimg04501 当初の予定通りXM-Lのニュートラルホワイトを乗せてみました。データシートではT6ランクは700mAで280lm、400mA程度で約65%らしいので180lm前後でしょうか。ちょいと点灯してみましたが、何だか面白くないし、良玉の使い道としてはちょっと勿体無い気がするので次行きます。

Rimg04631 変なムラが出るため使いづらいXT-Eが転がってたので3個使いました。集光しなければ綺麗な白色で明るいため、こういった用途には最適です。(^^) R5ランクは350mAで139lm、並列3発400mAの1個当たり約135mAでは約50%らしいので約70lmx3となり、都合良く計算すると200lmを超えてくるはずです。コンバータ出力は同じ400mA程度ですが、LED1個当たりの負荷が減るので健康上もよろしい予定です。

Rimg04841 スペック上で倍近い差となると比べてみたくなるもんです。早速もう1個購入し、比較します。ノーマルの電球色は見慣れたCREEのニュートラルホワイトに比べるとややピンクっぽく見えますが、癖も無く良い感じです。日亜のパワーLEDも良い感じに進化しているようです。(^^)

Rimg04831 続いてXT-E3発仕様。見た目には期待値ほどの変化は無いようです。もっとも、集光したライトでさえ倍のルーメン値でも大した差に見えないので仕方ないことかもしれません。
 と思ってましたが、やはりだいぶ明るくなっているようです。(後日談)

Rimg04911 同じ撮影条件で700lmのSC600にシェードを乗せたものを撮ってみると、流石にコレは文句無く明るい。

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2012年8月 5日 (日)

INOVA X5 & X1

 10年ちょっと前、LEDライトが出回り始めた頃は現在のようなパワーLEDは珍しく、5mm砲弾が主流でした。オームのスタミナライトやオズマXB-60といったものが良く売れていたように記憶しています。そんな中、アメリカ製の高級機としてINOVA X5が出てきましたが、5mm5発なのにCR123を2個も使うとか、しかもただの抵抗制御っぽいとか、性能的には飛び出たものは無いにもかかわらず、その作りの良さで結構人気がありました。
 2010年頃にINOVAブランドがEmissiveEnergy(以下E社)からNiteIze(以下N社)に移ったようで、現在のものは中国で作られるようになりました。

Rimg04241 同一形状シリーズとしては一番大きな「X0」が抜けていますが、初めに出たX5を基準に小さくなる方向しか興味が無いので購入していません。画像では左から、新製品XS、N社製X1、E社製X1、N社製X5、E社製X5となっています。形やサイズは10年前のアメリカ製とほぼ同じになっていて、中華製INOVAもなかなか頑張ってくれているようです。


Rimg04201 旧型E社の表面仕上げはHAの自然発色と思われるマットシルバーで、皮膜強度の高いHAでよく見られる細かい筋状の模様が観察できます。SUREFIREと比べても遜色ない感じで、明るさといった性能よりもこの雰囲気で購入した人も多いのではないかと思います。

Rimg04191 こちらは現行N社の表面仕上げで、その他中華ライトと同じような感じです。ブラストかエッチングか、細かい梨地になっていて、シルバー色のアルマイトは着色っぽい感じですが、欠けや剥げは無く、綺麗に処理されていて安っぽさはありません。

Rimg04171 続いてローレット部分の比較です。こちらは旧型で、エッジがビシッとした大変気持ち良い加工になっています。通常のローレットはダイヤ目が盛り上がりますが、INOVAはダイヤ目が掘り込まれる形になっているのが特徴の一つです。

Rimg04181 現行でも多少の変化は見られるものの、凹ローレットは継承されました。E社製ほどのシャープさは無い感じですが、範囲や位置、ランヤード穴の形まで良く再現していると思います。(^^)


Rimg04381 左がE社製X5、右がN社製X5です。5mm砲弾5発というのは同じですので、ステンのベゼルも同じ形となっています。



Rimg04271 5mm砲弾も10年経って進化していますので、明るさには大きな変化があります。とは言っても、公称31ルーメンですので大したことはありません。


Rimg04281 現行N社製X5には2段調光機能が付加されたのも新しい部分です。上と同じく右がLowにした現行品で、旧型と比べてやや暗い程度となっています。制御は割りとハッキリとしたパルスで、気にする人は気になると思います。

Rimg04371 続いてX1です。登場当時、カッコいいINOVAのちっちゃいヤツが1AAで出た!とみんなで喜んだものの、5mm1発+ムーンレンズという構成は暗い上に使いづらく、改造ベースとして購入する人が多かったように記憶しています。その後、5mm+リフレクタっぽいもの(第2世代)、変なLED+リフレクタ(第3世代)と変化し、現行のXP-C+OPリフレクタで第4世代となったようです。

Rimg04291 比較にはXSを使いました。スペックではXSが53ルーメン、X1が55ルーメンということになっていますが、XSに比べて大きく深いリフレクタで集光しているためか、だいぶ明るく見えます。こちらもLowはX5と同じレベルのパルス調光で、XSに比べると気になります。

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