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2013年3月 9日 (土)

TK75を開けてみた

 端正な作りと分かりやすく快適な操作、多灯多セル構成による安定した大出力等、なかなか気に入っているTK75ですが、ベゼルとレンズの間にOリングが見える部分と見えない部分があり、ベゼルがやや斜めに取り付け接着されているのが気になっていました。直ちに影響は無さそうですし、下手にいじって購入早々に終焉を悼むのも嫌だったのでそのまま使っていましたが、3ヶ月ほど経過して購入当初の楽しさも収まってきたので開けてみることにしました。

Bezel ベゼルとレンズの間にOリングが見え隠れする場合の構造を推測した図です。
図A1:ベゼルの溝にOリングが収まる一番好ましいパターンです。この場合、Oリングは見えないのが正解です。
図A2:同様の構造でOリングが見えてしまう状態の想像です。耐え難く気持ち悪い。
図B1:良く見るタイプの構造です。この場合、一般的にはOリングが見える状態が多いです。
図B2:ベゼルとレンズのサイズが合っていない場合に見られる状態です。これもかなり気持ち悪いですが、Fenixクラスでは殆ど見られません。

Rimg03281 ヘッド自体がかなり大きく、熱容量も大きそうなので普通にバーナーで炙ってもベゼル全域に熱が回らない可能性が高いです。また、ヘッドの重量や成型のヒケ具合から、リフは樹脂でできていることも想定に入れていますので、あまり強力に炙ることもできません。
 少しずつ位置を変えてチャックの締め付けで揉み揉みし、その後は低速で回しながらバーナーで炙って均一に熱を加え、ベゼルをチャックで固定したまま本体側をベルトレンチで回すという手法でチャレンジしました。ステンレスのベゼルは多少の傷が付いても問題ありませんが、本体側は無傷で済ませたいところです。

Rimg03261 接着がかなり強力で久々にリスクの高い作業となりましたが、無事に外れました。ベゼルにはチャック痕やスリップ痕が見られるものの、想定していた範囲内の軽い辺りで済みました。本体側は全くの無傷です。(^^)
 早速確認すると、図A1が正解で、Oリングが見えていた部分は図A2の状態になっていたようです。構造としてはリフレクタ→Oリング→レンズ→Oリング→ベゼルという形で、普通に組み立てればどのパーツも気持ち良く収まるはずです。この個体を組み立てた工員さんは万死に値するもう少し注意して確認して頂きたいところです。

Rimg03321 リフレクタは樹脂製でした。強力に炙りすぎたらクニャクニャになって終わりという状態になっていたかもしれません。作業はその分苦労しましたが、安全を優先させて良かったです。(^^)


Rimg03221 LED基板は断面の色から銅製だと思われます。サイズも大きく、ヘッドのフィン部分にしっかり乗っているため、放熱性は良好な感じです。LEDは直列で繋がっているようです。ここまで来れたので、XM-L2のニュートラルでも乗せてみようと注文しておきました。

Rimg03311 新しいLEDが来るまで元通りにしておきます。ベゼルの擦り傷はブラストを掛けて修復しました。細かいガラスビーズを低圧で当てているため、元より滑らかな梨地になっています。Oリングも所定の位置にピッタリ収まり、大変気分がよろしく更に愛着が湧きました。(^^)

Rimg03341 3/14追記:ニュートラル3CのXM-L2が到着したので早速交換してみました。基板の熱容量が大きく、リフローはなかなか厄介な感じです。交換してみた結果、マッキッキで最悪な感じとなりました。元のクールホワイトの集光具合からある程度は予想していましたが、こりゃたまらんとすぐに元に戻しました。それでもXM-L2を乗っけて喜びたいので、今度はクールの0Dを発注しておきました。

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コメント

分解お疲れ様です。
マズイですカトキチさん、本音が見切れております(笑

新しいLED...ああ楽しみになってきました、

投稿: exfmthats | 2013年3月11日 (月) 06時29分

exfmthatsさん:
普通に組み立てられていればリスクを冒して開ける必要無いですからねぇ。
まあ、開けた以上はそのまま閉じないわけですが。(*^^*)

投稿: カトキチ | 2013年3月11日 (月) 21時49分

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