« 電圧警告灯 その2 | トップページ | KO CX-IIR »

2017年4月22日 (土)

GTO 962M 1

Sp4220178 20年ほど前に販売されていた、ベルトドライブ4WDのMシャーシ「GTO 962M」のデッドストックを入手しました。当時、購入して組み立てたはずなんですが、まったくと言っていいほど記憶に残っていません。たまに中古車やキットを見かけるものの、情報を探してもほとんどヒットしないので、絶版車の情報として残しておこうと思います。

Sp4220179 パッケージの横には「MADE IN JAPAN」の文字があります。16.000という数字から、当時定価16,000円だったことが推測されます。後に中国メーカーから「RoadRunner Xpress」という同じような車が出ていましたが、元日本製のキットが中国に丸投げされたのか、中国製キットを日本でMADE IN JAPANとして売っていたのかは不明です。

Sp4210154 マニュアルや部品にざっと目を通した感じから、あまり出来の良いキットではなさそうな香りがプンプン漂ってます。当時も途中で挫折したか、良い状態で完成を迎えられなかったか、「無かったことにする」意識が働いて記憶に残っていないのだと思われます。

Sp4210159 マニュアルに基づき、ボールデフから製作開始ですが、いきなりバリまみれのプーリーが出てきて早くも心が折れそうです。デフボールは1/8を10個使い、スラストは1/16を9個使う指示でしたが、内径6㎜のデフジョイントに1/16を9個ではキチキチすぎるため、8個にして隙間に多めのグリスを塗布して組み立てました。

Sp4210164 出来上がりました。キットにはデフ両サイドの1510ベアリング4個だけが入っていて、あとはメタルやプラメタルになっています。当時と違ってパーツボックスには多数のベアリングを常備していますので、前後2セットで850を2個、950を4個使っています。

Sp4210160 続いてセンターシャフト周辺の仮組みです。プーリーやスパーホルダーの成型が歪んでいて、回すとウネウネする以外は特に問題なさそうです。見た感じではシャフトを5㎜にして1050ベアリングを使っても全く問題なさそうですが、なぜか4㎜シャフトに1040というあまり一般的ではないサイズのベアリングを2個使います。現在のパーツボックスには当たり前のように入っているので大丈夫です。

Sp4220165 ベルトは20年に及ぶ経年でフロント側の変形が戻りません。リア側は大丈夫そうですので、フロントベルトだけ新しいものを手配しました。当時と違い、ネットと通販のおかげで規格品であれば大体のものを探し当てて手配することができます。

Sp4220168 ステアリング周りは比較的良好な状態で組めました。850ベアリングを8個使ってます。ボールを中央付近まで移動してタイロッドを長くする方向でも行けそうです。


Sp4220170 バルクヘッドはヒケやバリの豊富な樹脂製で精度もイマイチ、ダンパーステーやアッパーデッキを組み込まないと組み上げ寸法になりませんので、ここまで仮組みした状態でデフのガタつきをチェックし、またバラバラにしてデフベアリングにシムを入れて調節しました。

Sp4220171 センターシャフトもバルクヘッドを分解しないと外せないため、整備性はよろしくなさそうです。また、エキセントリックなベアリングホルダーやベルトテンショナーといった調節個所はありません。フロントベルトがヨレヨレなので何とも言えませんが、現状ではかなり重そうな回転です。新しいベルトが届くまで、しばらくこの状態で樹脂部品やねじ山を馴染ませることにします。

|

« 電圧警告灯 その2 | トップページ | KO CX-IIR »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/134928/65183926

この記事へのトラックバック一覧です: GTO 962M 1:

« 電圧警告灯 その2 | トップページ | KO CX-IIR »